2008年04月22日

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ごめんねなんて どうかもう言わないで
悪いのは私で あなたに罪はないよ
あなたを信頼できなくて
不安ばかり つのって崩れた
愛しいあなたの声を前に 私の決意はとても脆い

だからなにも 言わないで
あなたの居場所は きっと私のとなりじゃない
私の居場所も きっとあなたのとなりじゃない

愛してる 離れさせて 偽善と言われてもいいよ
どこまでも ひた隠し それでいい 苦しさなんて
この胸を刺す痛みに比べたら なんてこと ないよ
今まで積み上げた記憶たちを掘り返すだけで幸せ
posted by 愁子 at 01:41| | 更新情報をチェックする

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きみがこぼした ほんのわずかな悲しみたちを
すくってあげられなくって ごめんね
追い詰められてるきみを知っていながら
ぼくは自分のきもちを優先させてしまったよ

きみがのばした そのかよわい ほそい腕さえ
つかんであげられなくって ごめんね
勇気を出して助けてとささやいた
その声を聞きながら ぼくの心の弱さが滲んだよ

いつかに ふたり 旅行の計画なんか立てて
ただの憧れだけでも 楽しかったね
叶わないと わかっていながら それでも愛にしがみついた
愛してる その言葉を無意識にきみへ捧げていたよ
それでもきっと そのきもちはぼくの中での虚像だったんだね

きみがくれた たくさんの愛情たちは
今もぼくの 胸の中を跳ね回っておちつかないんだよ
posted by 愁子 at 01:33| | 更新情報をチェックする

2008年02月22日

ある「2匹」の、はなし。

 黒猫と白猫がいた。
黒猫はオス、白猫はメス。
黒猫は白猫が好きで、白猫も黒猫が好き。
でも、お互いがお互いに触れることが出来ない。
見ることはできるし、声を聞くことも出来るのに、どうしても手が届かなくて
聞ける声にも必ずノイズが混ざって、本当の声が聞こえない。
大好きな君の体温を全身で感じたいのに。
黒猫と白猫の間には岩がどこまでも積みあがっていて、頂点が見えない。
右を見渡しても左を見渡してもどこまで続いてるか検討もつかない。
きっと地道に、この岩をくずしていけば、お互いに逢えるのかもしれない。
だけど、黒猫にも、白猫にも、そんな体力は無いんだ。
実行したところで、いつになるかすらわからない。
目の前にそれなりの、スコップやらなにやらは、転がってるんだけれどもね。
その岩を崩すまえにもっと他にやること、大事にすることも、あるんだってさ。
私は、黒猫と白猫を、みていることにした。
黒猫は岩に向かって叫ぶんだ。「ぼく白猫のこと大好きだよ。」
白猫も同じく叫ぶ、高く高く「私も黒猫のこと愛してるよ。」




「だから、ともだちでいよう」


愛しているからこそ、逢えない日々にうちのめされるのを恐れた白猫がそう言った。
それ以降白猫は黒猫に対して「好き」と言わなくなった。
きっと言葉にしたなら、こらえようとしてる気持ちが、はちきれちゃうんだ。
自分自身の心の安定を案じたんだ。
更に続けた。「黒猫には黒猫のいるべき場所があるんだよ。私の隣じゃないんだよ」
逢えないのに、私にすがりつく必要性は、無いんだよ。
もっと自分自身を、大切にしてね。
白猫は必死に自分を守った。
傷つくのが怖くて、黒猫にもっともらしい理由をつけた。
自分を正当化することで、どこまでも守りぬいた。泣きながら、苦しそうに。
「あなたには、きれいなきれいな黒猫さんが現れてくれるんだよ。
 私みたいな白い猫じゃなくって、あなたとおなじ、黒い色の猫だよ」

白猫は心の底で、黒猫を信じられない自分を恥じた。
私が一生懸命何年もかけてこの岩をくずした先に、きっとあなたはいない。
私ががんばってもきっと、あなたは私と同じようにがんばってはくれない。
だって私は白猫なんだ。
私の一方通行だって、そう思っていたんだ。


白猫にとって予想外だったことは、
そんな自己中心的なわがままを黒猫に投げつけても、
黒猫の愛情を台無しにしても、
この高く暗い岩の壁を通り越すまで大きな声で叫ぶんだ。
「ぼくは白猫のことが大好きだよ」

泣きはらした白猫の目はたくさん腫れた。
それでも自分が可愛かったんだ。
寂しさに耐えられる自信がなかったんだ。
果てしない岩の壁に背を向けたかったんだ。
今そうしないともう駄目だと思った。
今折れたならもう離れられなくなることを自分がいちばん、よくわかっていた。

自分が思っていることを全て話したらいけないことはわかっていた。
伝えたところで意味なんてないんだ。
2匹が積み上げた輝く思い出をそっくりそのまま心に残したかった白猫。

少しずつ手が震えだし、やがて全身をこわばらせた。
心を押し殺し、愛を閉じ込めることが、こんなにも苦しいことだとは思わなかった。
あんまり苦しくて、横に倒れたけど、
そのことは黒猫には、わからなかった。

白猫も黒猫にたくさんたくさん伝えたかった。
誰よりも愛しているその気持ちを。
自分を守るために我慢しなきゃいけなかったんだ。
寂しさに負けて、黒猫に迷惑をかける自分がきっと、安易に想像できたんだろう。
今ここで黒猫を傷つけなきゃ、あとでもっと深い傷をおわせてしまうことになるんだ。
そして自分自身もとりかえしがつかないくらい、


愛してしまうんだ。


さよならを前に黒猫は白猫に、お願い事をひとつだけ。
「さいごに、1回だけ、好きって、言っておくれよ」

黒猫を愛している白猫。
黒猫を既に、愛しすぎている白猫。
そのくらい、自分を守りたかった、白猫。
「いえないよ いえないよ」
  |
  |
  |
「じゃぁ、ぼくのこと、好き?」
「--------うん」

愛してて 大切で 隣にいたかった白猫の精一杯の「さいごのことば」
黒猫の、見えない目から目をそらして、高すぎる岩の壁に背を向けた。
「ぼくも大好き」
しっぽを高く高くかかげて、自分があるべき場所へゆっくりはやく、歩いていった。
ずっとずっと、遠くまでこだまする「白猫、好き。大好き。愛してる。白猫、」
目をつむったまま心の中でだけ小さく小さくささやいた「私もずっと、愛してる。」


黒猫は泣かなかった。
いつか自分に、この岩をくずすだけの体力を身につけて、白猫を迎えにいこう。
きっと きっと。
どんなに時が過ぎ去ったとしても、また必ず愛し合える。
その日のために僕は今を生き抜こう。
僕を待っている白猫のために。
黒猫は信じて疑わなかった。だけどすこし、涙がにじんだ。



ながくてみじかいあいだ、ずっとずっと、そこにいた。
壁の両側にはたくさんの、涙のあとが残った。
ひっかききずも、そのままに。
2匹は確かにそこにいて、愛をささやきあったんだ。
その思い出だけで、じゅうぶん幸せだったなんてことには、

いまだに、

お互いに、

気づかないんだ。
posted by 愁子 at 10:31| | 更新情報をチェックする

2008年02月17日

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おちるとこまでおちろ。ふんばるのはそれからでいい。
おちることしか出来ないならそれがお前。
誰もお前を救ってやれない。救うことができない。
ふんばる勇気を晒さないと、誰も手をのばしてくれるはずがない。
どこまでおちても、私がお前を待ってるから。
お前のために手のばして待ってるから。
爪がはがれたり指の肉がはがれるだろうけど、
それでもその死にたくなる苦痛に耐え抜いて
空を見るためにはいあがってこい。
posted by 愁子 at 03:01| ☁| | 更新情報をチェックする

2008年01月31日

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紅く紅く 腫れ上がる万華鏡 映す文字の罪意識
光遮る 作り出す闇味わって 見上げたら深夜4時
大切の錯覚 眩暈に酔う 冴えた瞳の弱者
無価値も味わう 噛み締めて満喫 楽しくなんてない
紅く紅く 腫れ上がる万華鏡 映し出すその欲望
君を遮る 虚無な心 不必要と告げる爪の音

僕がソウ常識 非常識な君へ贈る毒の棘
僕の「排他」 君を包んで連れてくよ
振るだけ無駄なこの右手は何処へ仕舞う
薄白友情に依存する 信じてないもの そう

冴えた瞳の弱者 不必要と告げた爪の痕
posted by 愁子 at 11:17| ☁| | 更新情報をチェックする

2008年01月08日

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飛び上がる埃の影が見える程
喧騒に投げられた心で僕は
欲にうずもれる さて踊り明かそう 地下の課外授業で

片翼のまま舞おうとしても何一つ掴めない
震えるからその腕の中でお願い 君が望むのでしょ
僕の胸 傷跡まみれ 飼い主気取りのお隣さんが

はみだしたこの道を歩けば自然と反れているんだ
君の居る方向へ歩いている足を止める術を知っているかい
苦しくも辛くもないから どうしようもない網を解かないで行こう
針を踏んだって 気づかないフリするからさ
posted by 愁子 at 12:16| ☁| | 更新情報をチェックする

2007年11月06日

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4ヶ月経っても まだ癒えない傷跡
思い出すたびに こみあげる切なさ
あとどのくらい経てば 晴れるかなんて
そんな未来は 無意味だね
きっとどんなに 辛くてもなほ
この血は流れ続けて 止まることはない
痛いまま 意識が飛ぶほど辛くても
背負うべき運命であると 思い込む心中

変わらない愛情の居場所は此処にしかないから
posted by 愁子 at 03:30| ☀| | 更新情報をチェックする

2007年09月23日

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諦めるチャンスは幾度となくあるのに
諦めない希望は薄れゆくばかりだ
上でも下でもなくて丁度その中間に
降りるなら落ちたらいい
登るなら、ひたすらに疲れるのさ
ここで
僕はここでいい
この場所で死ねばいい
高過ぎた頂きに目が眩んだから
誤って落ちてもそれでいい
首を捻って逝けばいい
絶え間なく溢れ出る嘘に情を委ねて幸せを気取る
posted by 愁子 at 17:20| ☁| | 更新情報をチェックする

2007年09月19日

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例えばキスひとつで
君はほんの少しの性欲求を満たし
私はほんの少しの愛欲求を満たす
それ以上に何も無い君に対し
僅かな期待と幸せとときめきを感じてしまう
不愉快な程不釣り合いでまるでフェアじゃない
それなのに君のキス 私には拒めない
言いたくて 愛してる
届かない 愛してる
引きつった笑顔見せて何も無いフリ
叶わない わかってる
辛すぎる それでいい
君の隣座れるなら
銃弾みたいにはじけても
言い聞かせる大丈夫大丈夫大丈夫
posted by 愁子 at 01:45| ☁| | 更新情報をチェックする

2007年09月03日

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君を愛しすぎたのは あまりに可愛いから
独占欲が強いのは 狂おしい笑顔のせい

ビルの高い所みつめて
どうしてもとつぶやく君が
どこまでもどこまでも絶え間なく溢れゆく僕の感情を潰してく

言葉で言えないけできっと 愛は親心
寄り添いなんかは要らなくて
ただ隣りで笑っているだけで
意味の無いキスをして意味も無く見つめるだけ
触るだけ 触らせて これ以上愛せないの
posted by 愁子 at 00:36| ☀| | 更新情報をチェックする

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